森本希実
所属:障害者基幹相談支援センター
入職:2013年4月 新卒
資格:社会福祉士、精神保健福祉士、相談支援専門員
まずは普段どういう仕事をされているのか教えてください。
入職してから産休に入るまでの5年間くらいは3丁目にいました。
産休・育休明けから現在は特定相談の相談員として受給者証の発給に必要なサービス等利用計画案を作ったり、モニタリングをしたり、サービスの利用の調整や担当者会議などをしています。
産休や育児休暇の取りやすさはどうでしたか?
産休に入るときは普通に入れたというか、快く取らせてもらえました。
育休も1年間くらい取ることが皆さん当たり前になっていますし、長男の時はしばらく保育園に入れなかったので延長して1年7か月くらい取ったんですけど、そういうのも快く対応してくださいました。
その後次男をすぐ妊娠したので結局3年くらい休んでから復帰して、今は育児短時間勤務を利用して時短で働いています。復帰するときに正職として本当に大丈夫かな、できるかなと不安だったんですけど、時短があったのでその辺のハードルは下がりましたね。
保育園の送り迎えもちゃんと間に合いますし。それに子どもの体調不良で急にお休みをもらうことがあってもみなさん暖かく対応してくださるので、育児との両立はしやすいかなと思います。
利用者とコミュニケーションを取るうえで気を付けていることは?
否定しないとういことと、自分の価値観で決めないことですかね。
それぞれ歩んできた人生があって、そういう判断だったり言葉が出ていると思うので。みんな一生懸命生きているじゃないですか。わたしも含めて。だから否定したり評価したりしないようにしています。難しいんですけどね。できていない時もありますし。
職場の雰囲気はどうですか?
良くも悪くも現場がいろいろあるのでみんなと話す機会はあんまりないのかなと思うんですけど、現場が違うから話せることもあると思うんです。同じ現場の人に仕事のグチを言うのって難しいと思うんですけど、違う現場の人に話せるというのはいいなと思います。
あとはいろんな現場があるので、同じ法人の中でB型のことだったらソアーに聞いたら分かるし、自閉症のことならうぐいす、重度心身障害のことは和音の方に聞いたり。身近なところですぐに聞ける、知ることができるというのは交響ならではかなと思います。
働いてみて入職前のイメージとのギャップなどはありましたか?
思っていたより送迎とか作業の準備とか、3丁目だと受注生産をするのでそっちの仲間と接すること以外の時間が多かったかなと思いました。あとデイサービスじゃないんで仲間のみなさんは仕事しに来ているじゃないですか。
でももうちょっとみんなで遊んだりとかのんびりしゃべったりとか、おやつ食べたりとかゆっくりする時間があるのかなと思っていたんですけど。仲間もしっかりと仕事をしに来ているということで、そのあたりもいい意味で違ったかなと思いました。
仕事するってすごいことじゃないですか。仲間にとってもいいことというか。最初にイメージしていたのとはちょっと違うかなと思いました。なんというか甘く見ていたというか、仲間が働くということを遊びみたいに思っていたところがあったのかなと。でもちゃんと仕事しに来ている。特に以前私が働いていたころの3丁目はB型だったということもあって、みんなちゃんと仕事にプライドを持ってきていたなと思います。
ストレス発散法はありますか?
平日も休みの日もほとんどずっと子供のことをして、自分の時間はほとんどないんですけど・・・その中で子どもとお風呂に入った後くらいからお茶を飲みたいのをグッと我慢して、子供を寝かしつけた後にビールを飲むのが楽しみですね。一日の終わりっていう感じで。良いリセットになっています。
これから入職される方に向けてメッセージをお願いいたします。
不安だと思うんですけど前向きな気持ちを持って頑張れたら多分うまくいくし、前向きに頑張っている方のことは応援してくださる方がたくさんいると思います。なので前向きな気持ちを持って一緒に頑張れたらと思います。