井手吉 茜

所属:生活介護事業所和音

入職:2020年4月 新卒

普段どういう仕事をされているのか教えてください。

仕事内容としては、和音で主に身体の障害が重い方たちへの支援を行っています。朝は送迎車で仲間の皆さんを迎えに行く事から一日が始まり、午前中は週2日入浴支援を行っています。
その後、食事介助、排泄介助、入浴介助など、主に生活で必要な支援を行っています。また、創作活動、調理活動、運動、外出活動など幅広い活動を企画して、重度の障害を持った方でも楽しく過ごせるプログラムを考えています
その他で持っている担当としては、自閉症部会で自閉症の方たちの支援について他の職員と一緒に話し合ったり、「苦情受付」で仲間の皆さんの要望を聴いたりもします。人材確保にも携わっており先日は社会福祉事業者の方々と交流して就職フェアの研修に行くなど、外部の方ともお話をする機会があります。

重度の障害を持った方でも楽しく過ごせる企画とは?

重心の方たちには感覚刺激を使って楽しんでいただけるよう考えています
風船を使ったり、冬だったら手浴、足浴といったマッサージを行いながら血液循環を整えていきます
またその活動に合った音楽を流しながら、音楽に合わせて楽器を演奏したりもします。
2階フロアの企画はほとんど私が考えていますね。

やりがいや楽しいと思うときは?

2022年の4月から重心の方と初めて関わらせていただいたのですが、はじめはどうやって関わろう・・・などすごく不安でした。でも次第に仲間のみなさん一人ひとり個性があって、表現力とか全然違うということが分かるようになりました。
日々のかかわりの中で表情の変化とか声の質とか視線の先だったり、身振り手振りとかに注目して、言葉が無いなかでも少しずつ思いを受け取ることができるようになって。最初は何を伝えようとしているのか全く分からなかったんですけど、毎日毎日触れ合うなかで「あ、こういうことだったんだね」と日々の積み重ねで思いが通じ合ったときにすごくやりがいを感じます。

和音に移ってきて良かったですか?

そうですね。今は良かったと思っています。
もともとうぐいす作業所で働きたくて交響に入職しました。
それで念願叶ってうぐいすで勤務できたのですが、和音ができたときに移動になりました。
最初はうぐいすの職員とも仲間とも仲良くさせていただいていたので、すごく悲しくて何日も泣いていましたね。和音に来て1年目は3階の担当、2年目から2階に移動しました。
最初はすごい不安だらけだったんですけど、仲間が支えてくれたのが大きかったですね。私は入職してから1年1年新しいことをしているんですが、そんな経験をさせてもらえるのもそうそうないことだなと思って頑張っています。

職場の雰囲気はどうですか?
上司とのコミュニケーションの取りやすさや同僚との関係は?

今の上司はすごく気にかけてくださる方で、何か困ったことや分からない事、相談事などがあった時には時間を割いてくれてすぐに話を聞いてくださいます。いつも的確な意見をくださり、時には私たちが働きやすい雰囲気を率先して作り出してくれるおかげで、自分の意見を積極的に発信することができています。私が率先して動いている時に上司はそっと見ていてくれる。その中で間違っていることがあったら指摘してくれます。
今の上司のおかげで何事にも挑戦でき、積極的に行動できるようになりました。同僚(同期)は、とにかく優しい方が多く楽しく仕事ができています。休みの日には一緒に遊びに出かけることもあり、同志として、切磋琢磨しあえる存在です。同期の存在や先輩方の存在のおかげで毎日楽しく仕事ができています。

入ってみて感じた働きやすさはありますか?

和音はまだ新しい施設という事もあり、自由な発想が活動や余暇に採用されます。自分の発信が形になると自信もつき楽しい時間が過ごせます。若手職員でも、様々なことに挑戦しやすく周りの職員さんも後押ししてくださるそんな職場だと思います

ありがとうございます。
ではこれから入職される方に向けてメッセージをお願いいたします。

当法人は自分の可能性、自分の魅力を十分に生かせるそんな職場だと思います。
「誰かのために…」「誰かとともに…」そんな気持ちが仕事にできる、素敵じゃないですか?
優しい気持ちになれる居場所、一緒に作っていきましょう。